通算3ポイント成功率で歴代3位に入るケナード[写真]=Getty Images

　8月1日（現地時間7月31日）。メンフィス・グリズリーズが、制限なしフリーエージェント（FA）のルーク・ケナードと再契約を結んだことを発表。『ESPN』は、ケナードの契約内容が1年1100万ドル（約16億3900万円）になると報じている。 　28歳のケナードは、196センチ93キロのシューティングガード。グリズリーズ在籍2年目の昨シーズンは、ケガのため39試合のみの出場に終わるも、平均25.6分11.0得点2.9リバウンド3.5アシストに3ポイントシュート成功率45.0パーセント（平均2.7本成功）をマーク。 　2017年のドラフト1巡目12位でデトロイト・ピストンズから指名されたレフティは、これまでピストンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、グリズリーズで計7シーズンをプレーし、レギュラーシーズン通算3ポイント成功率43.86パーセント（平均2.0本成功）の高水準を残している。 　これはスティーブ・カー（元シカゴ・ブルズほか/現ゴールデンステイト・ウォリアーズ指揮官）の45.4パーセント、ヒューバート・デイビス（元ニューヨーク・ニックスほか）の44.09パーセントに次いでNBA歴代3位。 　昨シーズンはケガ人続出でウェスタン・カンファレンス13位の27勝55敗に低迷したグリズリーズは、ジャ・モラントやデズモンド・ベイン、ジャレン・ジャクソンJr.、マーカス・スマートらを中心とした布陣で、今シーズンに巻き返しを狙う。 　そのチームでシューター兼プレーメーカーを務めるケナードは、ローテーションの一角として活躍が期待されている。