最後列右から3番目がハビエル・ウェベル【Photo:Volleyball World】

　バレーボール、国内リーグのVリーグに所属するJTサンダーズ広島は、元アルゼンチン代表監督で現在アメリカ代表コーチやポーランドリーグのオルシュティンで監督を務めるハビエル・ウェベルが監督に就任し、元キューバ代表のオレオル・カメホ、ブラジル代表のフェリペ・ロケが加入したことを5月29日（水）に発表した。 　ハビエル・ウェベル監督は、アルゼンチン出身でプレーヤー（セッター）としてはソウル、アトランタ、シドニー、アテネオリンピックに出場し、ソウルでは銅メダルを獲得。ナショナルチームやロシア、ブラジル、ポーランドなど世界各国のクラブチームでの指導歴を持つ。 　アウトサイドヒッターのオレオル・カメホは、キューバ出身で韓国、ロシア、ブラジルなどさまざまなリーグでプレーし、昨季はトルコリーグの強豪チーム、Ziraat Bankkartでプレー。CEVチャンピオンズリーグの準決勝進出やリーグ3位、国内カップ戦優勝などに貢献した。ナショナルチームでのプレー経験も持つ。 　ブラジル出身の212cmの身長を誇るオポジット、フェリペ・ロケはブラジル国内リーグで活躍。2021年のバレーボールネーションズリーグで優勝、2022年の世界選手権で銅メダルを獲得したブラジル代表チームに名を連ねたサウスポー。国外のクラブチームはJT広島が初めてとなる。 　プロフィールとコメントは以下の通り。 ■ハビエル・ウェベル（Javier Weber） 監督／1966年1月6日生まれ／アルゼンチン出身 ■コメント JTサンダーズ広島の監督に就任したことを大変光栄に思います。今、バレーボール男子日本代表は世界最高水準まで向上し、それに伴い新リーグは、世界有数のリーグの一つとなります。そしてJTサンダーズ広島には可能性のある選手がたくさんプレーしています。その選手、一人一人のよさを引き出し、チームを勝利に導きたいと考えております。それと、広島で生ガキ、すし、広島焼きをたんのうしたいです。JTサンダーズ広島の選手、チームスタッフ、そして特にJTサンダーズ広島を応援してくださるファンの皆さんに早くお会いできることを楽しみにしています。