【卓球】社会人王者の有延大夢「 『蹴落としていく』 という感覚から 『その人たちの分も背負う』 感覚に変わった」
2024年の全日本社会人男子シングルスを制した30歳の有延大夢(T.T彩たま)。小誌・卓球王国2025年2月号掲載のインタビューでは、大会を振り返りながら当時の心境や試合の舞台裏について触れ、「蹴落として勝つ」という感覚から「他者の思いも背負って戦う」意識へと変化を遂げたと語った。 また、有延は「選手として」より輝ける場所を追い求めて、Tリーグでは6シーズンプレーした琉球アスティーダからT.T彩たまに移籍。移籍後は難しい時期もあったが、現時点でシングルス9勝、ダブルスでは12勝を挙げる大活躍。好調の要因については、「今は毎週末に試合があって、すぐに課題が見つかるし、それを練習ですぐに修正できる。そういうサイクルがずっとできている」と語る。 今後は、チームへの貢献を目指しつつ、1月の全日本選手権での優勝を狙う。自身の経験を糧に、さらなる高みを目指して挑戦を続けている有延。その活躍に、今後も期待が高まる。