ついに「松本人志なき賞レース」がスタート…!『THE SECOND』で代役に起用された「有田哲平」と「華丸・大吉」に求められる役割
昨年大会はお笑い好きから好評価
18日(土)19時から、昨年に続く2度目の『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(フジテレビ系)が4時間生放送される。 【一覧】テレビ局「本当は使いたくないタレント」…ワースト1位は意外な大御所…! 出場資格は結成16年以上。つまり『M-1グランプリ』の出場資格を失った中堅・ベテラン芸人が対象となり、エントリー総数133組から、ハンジロウ(結成22年目)、金属バット(同18年目)、ラフ次元(同19年目)、ガクテンソク(同19年目)、ななまがり(同16年目)、タモンズ(同19年目)、タイムマシーン3号(同25年目)、ザ・パンチ(同27年目)の8組がファイナルに勝ち進んだ。 昨年大会は結成19年目のギャロップが優勝し、準優勝のマシンガンズとともにメディア出演を一気に増やした。「中堅・ベテラン芸人の技術が見られる6分間という十分なネタ時間(『M-1グランプリ』は4分、『キングオブコント』は5分)」「1対1のタイマントーナメント戦であること」「一般人100人が3点満点で行う審査」などの大会形式は、お笑いフリークにも芸人にも好評。業界内では「このまま続けてさえいければ『M-1』に次ぐ賞レースになれそう」という声もあるなど『THE SECOND』への期待値は高い。 しかし今大会の注目は、中堅・ベテラン芸人たちの漫才トーナメントだけではなく、ダウンタウン・松本人志が不在で全国放送のお笑い賞レースが行われること。これまで『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)と『キングオブコント』(TBS系)では、松本人志が“事実上の審査委員長”として君臨し、昨年の『THE SECOND』でもアンバサダーとしてコメントしていた。 長年、お笑い賞レースに権威を付けてきただけに、今大会は不在の影響が注目されている(『R-1グランプリ』(カンテレ・フジテレビ系)はピン芸限定、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)は女性芸人限定の大会)。 松本不在の『THE SECOND』は、何が変わり、何が期待されるのか。秋の『キングオブコント2024』、年末の『M-1グランプリ2024』に向けてどのような試金石となっていくのか。