ランドルとマンがスケッチャーズのイベントで来日。2019年NCAAトーナメントで八村塁と対戦したマンは「忘れたい経験」と苦笑い<DUNKSHOOT>
8月6日、ニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドルと、ロサンゼルス・クリッパーズのテレンス・マンが「Skechers(スケッチャーズ)」のイベントで来日した。 スケッチャーズは1992年にアメリカ・ロサンゼルスで設立されたフットウェアブランド。今回、ランドルとマンは同日に発売されたバスケットボールシューズの新製品発売イベントで原宿店を訪れた。 ランドルは2014年のドラフト1巡目7位でロサンゼルス・レイカーズに指名されて入団。同球団で4年間プレーしたのち、18-19シーズンはニューオリンズ・ペリカンズで過ごし、19年からニックスに在籍している。これまでオールスターに3度出場している左利きのパワーフォワードは、「アリガトウ」「ニホン、ダイスキ」と日本語で語るなど終始ご機嫌だった。 マンは19年のドラフト2巡目48位でクリッパーズに指名され、現在も同チームでプレーしている27歳のスウィングマン。2年目の20-21シーズンにローテーション入りを果たすと、翌21-22シーズンには81試合に出場し自己最多の平均10.8点、5.2リバウンド、2.6アシストをマークしている。 フロリダ州大出身のマンは、大学時代にジョージ・ワシントン大の渡邊雄太(現千葉ジェッツ)やゴンザガ大の八村塁(現レイカーズ)と対戦経験がある。19年のNCAAトーナメントのゴンザガ大戦(八村に17得点の活躍を許し、フロリダ州大は58-72で敗戦)について聞くと、マンは「あれは本当に忘れたい経験だよ」と苦笑しつつも、「あの時の彼(八村)は凄かった。あの後にNBAに入ったし、素晴らしい選手だと思う」と振り返っていた。 現在、ランドルはニューヨーク、マンはロサンゼルスと大都市に本拠地を置く球団でプレーしている。大都市かつ人気チームゆえにファンやメディアの注目度も高いが、ランドルは「大都市と小都市でプレー経験があるけど、基本的にバスケットボールに対するフォーカスは(どこにいても)変わらない」とコメント。マンも「自分は人生の大半でバスケットボールをしてきたから、やっていることは同じさ」と語っていた。 スケッチャーズは昨年から「Skechers Basketball」の展開を開始し、ランドルとマンに加え、22-23シーズンにMVPに輝いたジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)とも契約を結んでいる。NBA屈指のスターを迎え入れ、新たにバスケ界に参戦したブランドの今後に注目だ。 構成●ダンクシュート編集部
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