林芽亜里、ドラマ『初めましてこんにちは、離婚してください』のムードメーカーは高松アロハ
林芽亜里が主演を務めるMBSドラマ特区枠『初めましてこんにちは、離婚してください』が11月7日からスタートした。 【写真を見る】主演を務める林芽亜里と高松アロハ 本作は、見知らぬ相手と16歳という若さで政略結婚をした、旧家令嬢の結城莉央(林芽亜里)が、夫でIT企業社長の高嶺正智(犬飼貴丈)に初対面で「離婚宣言」をするところから恋が動き出す"溺愛ピュアラブストーリー"。 今回は、作中で幼馴染関係を演じた林と高松アロハ(※「高」は正しくは「はしご高」)にインタビュー。役作りへのこだわりから、現場の様子までたっぷりと語ってもらった。 ――出演が決まったときの気持ちからお伺いしたいです 林「すごく嬉しかったです。マネージャーさんからの電話で聞いたのですが、ちょうど地元に帰って、家族と一緒にいる状態だったこともあり、みんなで抱き合いながら喜び、ほっとして泣いてしまいました。実はその時期、なかなかお仕事が決まらなかったり、悔しい思いをしていたりした時期ではあったので、いろんな感情が混ざり合ってほっとしたんです」 高松「僕はお話をいただいたときに、原作を読んだり、他のキャラクターを誰が演じるのかを確認しながら台本を読み進めました。そしたら、出演者の皆さん、有名な方ばかりで(笑)。"僕、この中に混ざっていいの?"と思いました。とても光栄でしたが」 ――それによりプレッシャーを感じたりは? 高松「とてもプレッシャーを感じました。ただ、撮影時期の前半に、終盤のシーンを撮影して。そのときに、みんなで集合していたので、緊張がほぐれました」 林「私もプレッシャーは感じていましたね。ただ、撮影前に、ほぼ全部のシーンをリハーサルしてからの現場だったので、そのリハーサルを重ねていく上で共演者の皆さんと会って、どんどん緊張がほぐれていきました」 ――最初はプレッシャーを感じ、緊張をしていたとのことですが、現場で一番ムードメーカーだったのはどなたですか? 林「髙松さんです」 高松「え、俺?物静かなんで、そんなことないと思いますけどね」 林「撮影の初日に一緒に移動することがあったのですが、そのときに楽しくお話をしてくださって。緊張がほぐれました」 高松「たしかに!"学校とかちゃんと行けてるの?趣味は何?"って。たぶん集中していたであろうに、一方的に話しかけていましたよね」 ――役作りのこだわりはありますか? 林「今回、演じる莉央ちゃんは26歳の役であるので、同世代の人にお話を聞いてみたり、セリフの言い回しを大人っぽくしよう、26歳に見合うようにしようっていうのは意識しながら演じていました。あとは日本画を勉強する機会をいただいたり、絵を描く練習をしたりして、役作りに繋げていきました」 高松「僕はリハーサルの際に、自分の役どころについてまとまった資料をいただいて。それを元にブラッシュアップしていきました。それから、殺陣のようなシーンがあるのですが、初挑戦だったので、家でも自主練習をして。その結果、自分の家の机を割っちゃったこともありました。羽澄のかっこいい部分を見せれるシーンだったので頑張りました」 ――共演者の皆さんの中で、ブームになっていたことはありますか? 髙松「SNSの告知用にショートムービーを撮影していたのですが、それがブームになっていました。僕が所属しているグループ"超特急"の楽曲を皆で踊ったこともあったのですが、嬉しかったです!」 林「私は、あまりダンスが得意ではないというのもあって、隣で踊っている人をチラチラ見ながらやっていたのですが、TikTok撮影は結構距離が縮まったきっかけの1つだったように思えます。あとは、とにかくスタッフさんもキャストさんもおもしろい方が多くて、たくさん笑っていましたね。こんなに笑った夏、初めてなんじゃないかってくらい」 ――脚本を拝見し、感情を伝え合うキャラクターたちが魅力的に思えました。おふたりは、自分の思いを相手に伝えられるタイプでしょうか?それとも隠してしまうタイプですか? 高松「僕は、グループで"まっすぐ担当"なので、相手に何でも伝えられるタイプです。隠し事が大嫌いだし、嘘もつかないので。隠されても相手が嫌だろうなと」 林「私は、もしこれを言ってしまっては...と考えてしまうタイプなので、自分で溜め込んでしまいがちです。まっすぐ思いを伝えられる人に憧れます。最終的には時間がかかっても伝えたいタイプではあるんですけどね」 ――作中でのおふたりは、何でも相談できる間柄だと聞いています。おふたりにとって、何でも相談できる相手はどなたですか? 高松「僕は、メンバーと友達全員です。基本的に仲間を信じきっちゃっているし、いつでも友達を優先したいタイプなので」 林「私は家族です。何があっても一番近くにいてくれるし、的確なアドバイスをくれる存在なので、何かあれば家族に最初に言っちゃいます」 取材・文=於ありさ
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