世襲新人、自民敗北確実相次ぐ 二階氏三男ら選挙区で
親らが退いた小選挙区で立候補した「世襲」の新人候補では自民党の候補が小選挙区で敗北が確実になる事態が相次いだ。和歌山2区で二階俊博元幹事長の三男伸康氏が自民を離党した世耕弘成氏に敗北確実。福島2区では根本匠元厚生労働相の長男拓氏が立憲民主党前職の玄葉光一郎元外相に及ばない見通しとなった。 大分1区で衛藤晟一元沖縄北方担当相の長男博昭氏も敗北が確実。一方、野党系では茨城7区で立民に所属した中村喜四郎元建設相の長男で無所属の勇太氏が自民党の前職に勝利を確実にした。