鹿児島県関係の国会議員に、新年にかける抱負などを聞くシリーズ「国会議員新春に語る」をお伝えします。1回目は、参議院比例選出で公明党の窪田哲也議員です。 【年収の壁】 （豊平有香キャスター）「自民、公明、国民の幹事長で103万円の壁（の引き上げ）に合意した。鹿児島も含めて地方の財源減少に懸念の声も上がっているが」 （公明党　窪田哲也参議院議員）「178万円となると税収不足は7兆円から8兆円と言われているが、首長と意見交換する中で、大変心配している首長、自治体の関係者はたくさんいる。 きちんと財源を確保していくことが大事だし、この問題については当初は与党の皆さんで検討ということだが、国民の皆さんも議論の中に入ってもらい、野党の皆さんも一緒になって議論していく。その責任が、少数与党の国会運営の中では野党のそういった姿勢も問われていると考えている」 【参院選に向けて】 （豊平有香キャスター）「参院選を控えている。どのように戦うか」 （公明党　窪田哲也参議院議員）「昨年の衆院選の結果を踏まえて、臨時国会では27日間だったが、公明党の野党との合意形成の軸になり、政治改革、政治資金規正法の再改正については第三者機関の設立、政策活動費の廃止、そうしたものについて公明党が主導した。公明党の清潔な党、クリーンな党としての本領を発揮していく」 【今年の漢字】 （豊平キャスター）「今年のキーワードを漢字一文字で表してほしい」 （公明党　窪田哲也参議院議員）「2025年、還元の還。巡り巡って元に戻ってくるという意味がある。戦後の日本が歩んできた道のり、そして私たちの党が平和の党としてクリーンな党として『大衆とともに』という立党の原点を掲げてスタートした。そうした思いにもう一度立ち返り、原点に回帰して新しい気持ちで政治をしていく。 そういう意味で私は還、潜って戻ってくる。ただ戻るだけでなく、そこから新しいものを始めていきたいと思う」