バスケ日本男子 パリ五輪は独、仏と同組 ホーバス監督「ショック・ザ・ワールドしたい」
パリ五輪のバスケットボール1次リーグ組み合わせ抽選会が19日(日本時間20日)、スイスで行われた。1組4カ国の総当たり戦。世界ランク26位の男子日本は、昨夏のワールドカップ(W杯)覇者のドイツ、東京五輪銀メダルのフランスと同じB組になった。残り1枠は世界五輪最終予選(7月)の結果で決まる。 直近ではW杯初戦でドイツと、フランスとは昨年8月の親善試合で対戦した。どちらも黒星。ただドイツには後半のスコアで競り勝ち、フランスには八村塁、渡辺雄太がそろった東京五輪前の強化試合で勝利を収めたことがある。 12カ国しか参加できない五輪では、ほぼ全ての国が日本より格上。初顔合わせに比べれば、対戦歴があり、過去にスカウティングした国の方がいいことは間違いない。 トム・ホーバス監督は午前3時から始まった抽選会は見ずに、早朝に結果を確認。「見てもどうにもできないじゃないですか」と余裕たっぷりに笑い、目標の8強入りへ「ショック・ザ・ワールドしたい(世界に衝撃を与えたい)。このチームはできる」と力強く語った。