三笠宮妃百合子さまご逝去 4つの時代を見つめて…「育児日誌」の思い【バンキシャ!】
妻としても三笠宮さまを支え続けられた百合子さま。古代オリエント史の研究者だった三笠宮さまの調査にも同行されました。三笠宮さまがお話を聞いている横で、調査の様子を撮影されていました(トルコ訪問/1993年)。 三笠宮さまを支え、5人のお子様を育てられた百合子さま。我が子に先立たれる悲しい出来事も…。三男・高円宮憲仁さま47歳(2002年)。長男・三笠宮寬仁さま66歳(2012年)。二男・桂宮宜仁さま66歳(2014年)。そして2016年には、100歳を迎えた三笠宮さまを亡くされました。 水島 博子さん 「お悲しみもあったでしょうけど、そういう表情を表されないのは、そういう何か心が本当の意味で強い方。自分を保つお力がおありになった方かなと思いますよ」 晩年は、孫やひ孫の成長を楽しみに過ごされていました。大正、昭和、平成、令和と4つの時代を経験された、ただひとりの皇族である三笠宮妃百合子さま。
孫の彬子さまは2023年、日本テレビの取材で、百合子さまについてこう語られました。 百合子さまの孫 彬子さま 「時々ポロっとおっしゃることが、すごくなんか面白かったりですとか、何事も楽しく感じられていることというのが…長生きの秘訣なのかなと思ったりもいたします」 笛吹解説委員 「孫の彬子さまからご覧になって、祖母の百合子さまはどんな方ですか?」 彬子さま 「とにかくすてきな方でいらっしゃいますね。いつも本当に穏やかで、戦時中のお話もいろいろお伺いいたしますけれども、すべてを素直に受け止めてこられて。妃殿下が何事もしなやかに、素直に受け止めてこられたから、戦時中という暗い時代も乗り越えてこられたんだろうなということを強く感じますし、あのような年の重ね方を私もしていけたらいいなと思う目標になる方でございます」 *11月17日放送「真相報道バンキシャ!」より