【いま巡りたい街】レベルの高い美食の街、神楽坂のおすすめスポット(後編)
今注目を集める東京の5つの街。地元を愛する達人に、地元民だからこそ知る隠れたスポットやとっておきの楽しみ方を聞きました。花街の風情とフランスの香りを色濃く感じる神楽坂は美食の街。 今回は料理研究家・脇雅世さんが太鼓判を押すフードアドレスをご紹介。 【画像一覧を見る】 前編はこちら
『Estación』(エスタシオン)スペインの郷土料理をベースにした、モダンスパニッシュをコースで。
小栗横丁から熱海湯に続く石の階段の途中。まるでヨーロッパの路地裏のような所に佇むスペイン料理店。オープンは2015年。「センスのよいシェフの料理はとても洗練されています」(脇さん)。 店名はスペイン語で「季節」の意味。「四季折々の日本の食材を使ったスペイン料理をコースで楽しんでください」と野堀貴則シェフ。 Estación(エスタシオン) 住:新宿区神楽坂3-6 カーサピッコラ神楽坂1F 営:18:00~24:00(23:30L.O.) 休:日曜
『草原の料理 スヨリト』羊好きにはたまらない。大人数なら羊の丸焼きをぜひ。
内モンゴル出身の店主、スヨリトさんが2023年1月にオープン。「ガラス越しに羊を焼いている姿が見えるので、1人でふらっと入ってしまいました」(脇さん)。メニューは串焼きから水餃子、煮込み、スープ、〆にいたるまで羊料理のオンパレード。 「2軒隣のワインショップ『JAJA』がセレクトしたワインがよく合う」(脇さん) 草原の料理 スヨリト 住:新宿区矢来町82 営:平日11:00~15:00、17:00~23:00(22:30L.O.)土曜日12:00~23:00(22:30L.O.)、日・祝日12:00~22:00(21:30L.O.) 休:月曜(祝日は営業)
『梅香』姉妹のコンビネーションが絶妙。辛くない料理もおいしい四川料理店。
四川料理といえば、辛い料理というイメージがありますが、「実際に四川省に行くと、辛い料理は半分くらい。四川料理は香りの料理です」とオーナーシェフの伊藤光恵さん。東京・新橋の名店「四川料理 趙楊」で修業後、2008年に独立。「オープン当時から通っています。辛くない料理もおいしくて、特にえびそばは絶品」(脇さん)。 梅香(メイシャン) 住: 新宿区横寺町37-39 中島第一ビル1F 営:12:00~14:00(13:30L.O.) 水~金曜/17:30~21:30(20:30L.O.) 土・日・祝日/17:30~21:00(20:00L.O.) 休:月曜・火曜