『必殺仕事人』で16年ぶり"女仕事人"…松下奈緒がアクション女優への転身で拓く「新境地」の中身
東山紀之(57)主演のテレビ朝日系特別ドラマ『必殺仕事人』の最新作が12月29日に放送され、新たな仕事人として松下奈緒(38)が出演する。 【全見せ】松下奈緒、黒のホルターネックドレスの後ろ側は…… 同作品は東山が主演し、50周年を迎える人気時代劇シリーズの最新作。松下は、前作で瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)を失った仕事人たちのもとに現れる髪結い師の棗(なつめ)を演じる。女性仕事人の誕生は’07年の和久井映見(53)と水川あさみ(40)以来16年ぶりとなる。 松下は10月にNHKで放送された『大奥 Season2「医療編」』の田沼意次役で存在感を発揮している。時代劇の経験はあるものの、殺陣や立ち回りには今作が初挑戦とあって、「普段しない動きや姿勢など、想像以上に大変で驚きましたが、必死に食らいついていこうと思って撮影に臨みました」とコメントを寄せていた。 「東山さんは『仕事人』の放送がタレントとして最後の仕事。引退して来年からは『SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)』の社長業に専念することになるだけに、今作には注目が集まっています。 東山さんは亡くなった藤田まことさんから’07年より『仕事人』主演の座を引き継ぎました。それだけに彼の引退でシリーズが終了するのでは、と心配する声も上がっています。とはいえ、新加入の松下さんとしては、かなりの意気込みで臨んだ作品になったのではないでしょうか」(テレ朝関係者) もともと、松下は高校在学中の’00年にモデル事務所主催のコンテストでグランプリを受賞してモデルデビュー。高校卒業後に上京し、東京音楽大学のピアノ専攻に入学した。現役音大生という当時では異例の肩書を引っ提げて、大学在学中の’04年に日本テレビ系の連続テレビドラマ『仔犬のワルツ』で女優デビュー。代役なしでピアノを演奏し注目を浴びた。 「女優業をこなしながら、’06年には作曲家・ピアニストとしてCDデビューを果たし、その後は歌手としてもデビュー。女優・歌手・ピアニスト・作曲家として〝四刀流〟を卒なくこなしてしまいました。父親は経済界の超有名人。本人は高身長で、家柄、人柄、性格などまったく申し分がないという、芸能界では希有な存在です」(テレビ局関係者)