『必殺仕事人』で16年ぶり"女仕事人"…松下奈緒がアクション女優への転身で拓く「新境地」の中身
’06年に担当マネジャーと一緒に大手芸能事務所から独立したが、その後も”出世街道”まっしぐら。’10年度前期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に主演し、本格的にブレイクすると、同年の『第61回NHK紅白歌合戦』の司会にも起用された。翌’11年にはフジテレビ系ドラマ『CONTROL~犯罪心理捜査~』で民放連ドラ初主演も務めている。スキャンダルがないので、優良企業のCMが続々と舞い込み、その後も主演作が続いた。 「『早海さんと呼ばれる日』(フジ、’12年)、『ディア・シスター』(同、’14年)、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(同、’16年)、『アライブ がん専門医のカルテ』(同、’20年)などで主演しています。フジテレビではかなり重宝されていたようです。しかし、演技が一本調子だと言われ、主演作はことごとく視聴率が低迷し、惨敗続きでした」(芸能記者) ここ数年はバイプレイヤーとしての出演が多くなった松下。だが、テレビで見る機会が少なくなったわけではない。今年4月からは、テレ朝系の長寿旅番組『朝だ!生です旅サラダ』のサブ司会に抜てきされるなど、より幅広い層の視聴者に知られるようになった。 そして、7月期の日本テレビ系ドラマ『CODE-願いの代償-』では、元警官の敏腕SP役でアクションに挑戦した。 「脇に回るようになってから、少しずつ彼女らしさが出てきているように感じます。『CONTROL』では刑事役を務めていましたが、本人はインタビューなどで運動神経が悪く、運動全般が苦手なことを公言していました。 しかし、『CODE』ではアクションをきっちりこなし、役にハマっていた。大柄で手足が長いので、アクションシーンが映えるんです。『仕事人』の役がハマれば、アクションという新境地開拓で主演女優に返り咲きもありそう」(同) 松下は着実に女優としての”進化”を遂げていたようだ。
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