東大OBも知らない、今の東大生はどうして忙しいのか? 理由はサークル、部活、ゼミだけではなかった!
授業以外でも自発的に動く
学業を疎かにせず、ほどほどにサークル活動をしている人もいます。一般的な運動系・文化系サークルもありますが、日本にやってくる留学生を支援したり、東大生とインターンを受け入れる企業をマッチングしたり、キャンパス内で(おそらく)無断で野菜を育てたり、期末試験の過去問を集めたり、文化祭の運営をやったり、東大生が必要な学内の情報を整理してネットに公開したりするようなサークルもあります。 もはや“サークル”という言葉では括れない、東大生のためのボランティアからビジネスに近いものまで様々です。 サークルではなく、定期的に勉強会が催されるような“ゼミ”に参加して、定期的にプレゼンをする人もいます。単位がもらえるわけでもないのに、授業みたいなものに参加して、準備をして、プレゼンをするなんてぼくが20歳の頃には考えられませんでした。かくいう自分も、春休みは他大学の教授が主宰する行動経済学のゼミに参加します。 つづきの【後編】では、忙しいとはいうけれど、東大生と食事の約束をしようとしたらいつになるか? その驚きの約束を取り付けられる日付は……。そして、多忙な東大生はどのように週末の休みを利用しているのか?昔の東大生との大きな違いは?について語っていただきます。
元国税芸人 さんきゅう倉田