世耕弘成氏「心機一転、新しい気持ちで頑張りたい」 衆院議員として初登院
先の衆院選で、自民党を離党した後に参院からくら替え出馬し、当選した世耕弘成氏が特別国会召集日の11日、衆院議員として初登院した。世耕氏は記者団の取材に対し「議員生活27年目の新人ということになるが、心機一転、新しい気持ちでしっかり頑張っていきたい」と意気込みを語った。 旧安倍派(清和政策研究会)の参院側トップだった世耕氏は、派閥パーティー収入不記載事件を受け、4月に離党勧告処分となり、自民を離党。衆院選では和歌山2区から出馬し、自民が公認した二階俊博元幹事長の三男・伸康氏らを破り、当選を果たした。 世耕氏は「みそぎという思いは全くない。もう一回しっかり仕事をしろという声をいただけるかどうかのつもりで選挙を戦った」と振り返った。 衆院会派「自民党・無所属の会」に入った世耕氏は、復党に関しては「それは自民が考えることだ。私は一歩一歩、まじめに一人の政治家として仕事をしていく」と述べた。