人生「切り替え」が大事 ── いま関西の「びっくりドンキー」でおなじみの顔、料理研究家・足立敦子さん
ドキハキハンバーグ考案、リスナーの反応うれしい
そのドキハキでは、1月末からハンバーグレストラン「びっくりドンキー」とコラボした商品「ドキハキハンバーグ」を先月末から販売。「今回で3回目なんですけど、1回目はソースとかを考えてリスナーさんに試食会で気に入ったものを選らんでもうたり、リスナーさんも楽しんでもらえる思います。今回はハンバーグだけやったら楽しないから、懐石料理みたいにおかずもつけてほしいと頼んで。サラダとかもつけてバランスよくできました」と自信満々に話す。 考案したのは「ハンバーグ&豚肉のしょうがソース」と「冬が旬な野菜のサラダ」。「予算もあるし、あれだけのお店で全部展開しなあかんとなったら従業員のみなさんとかが大変。ほんまは炊いたり、ゆでたりするのがええけど難しいので、いろいろ考えさせてもらいました」 近畿地区と香川県の同レストランで2月末までの限定販売だが、リスナーからの反応も多い。そして、店に三代澤アナとのポスターが張られているため、リスナーではない若者たちからも「この人が作ったんや」という反応が多いという。もちろん、番組には毎日のようにハンバーグの感想が届いており、聴くたびにうれしさをかみしめている。 また「自分も店に何度か行くけど、店員さんには気づいてもらわれへんねん。自分では言いにくいなあおもたけど、この前は最後『これ、私』って言うたら、ビックリされてん」と、うれしそうに話す。
人生「切り替え」大事。楽しく生きて新たな発見を
なにげに夕刊を見て、調理師学校募集の広告をみて応募してから、新しい生き方や発見を得てきた。よく「子どもの時から料理好きやったんですか?」「大学で料理の研究とかしてたんですか?」と聞かれるが、生徒らにこれまでの話しをすると、みんな驚くという。 人から「なにかを辞めたいと思う」と相談されると「無理せんでええんちゃう、辞めて切り替えたらええねん」という感じで明るくサバサバと返す。「だって、嫌なものを続けたってしゃーないやん。『切り替え』て人生が変わるかもしれんし。けど、大事なんは自分のしたいことを楽しくやることやとおもうし」 自身もその「切り替え」があってこそ今がある。「きょうお話しして思ったわ、なにがきっかけになるかわからへんね。ほんまに感謝してます」。現在は、地元で観光ボランティアも勤めたり、リスナーとの交流にも積極的に参加。時をへても、様々な発見を求め、常に新鮮な気持ちで何事にも取り組む姿勢は変わらない。 さて、きょうも足立さんには、どんな発見が待っているのだろうか。