弁当食べておわらを堪能 ますのすしミュージアム
9月1~3日に富山市八尾町で行われる「越中八尾おわら風の盆」を前に25日、源ますのすしミュージアム(富山市)でおわら鑑賞会が初めて開かれ、約250人が一足早く優美な踊りを堪能した。 源によると、例年おわらの開催時期にはミュージアムで食事をして八尾町に行くツアー客が多い。市民らにも間近でゆったり鑑賞してもらおうと企画された。 来場者は期間限定で販売される「おわら弁当」を味わった後、哀愁漂う胡弓(こきゅう)や三味線の旋律に乗せて繰り広げられる伝統の踊りに酔いしれ、輪踊りも楽しんだ。会社員紺知代さん(44)=高岡市=は「ちゃんと見たのは初めて。心に染みる歌声もじっくり聞けて良かった」と話した。