受信料収入、12%減 値下げで過去最大 NHK中間決算
NHKが19日発表した2024年9月中間決算(単体)によると、受信料収入は前年同期比12%減の2958億円となり、中間期としては5年連続で減少した。 昨年10月に実施した受信料引き下げの影響で、減少額は402億円と中間決算の公表を始めた2011年度以降で最大だった。 受信料収入が大半を占める事業収入は、前年同期比11%減の3083億円。事業支出は、訪問営業の外部委託を終了したことなどから2.5%減の3035億円だった。収入から支出を差し引いた事業収支差金は86%減の48億円にとどまり、24年度通期ベースでは570億円の赤字を見込んでいる。