大麻類似6成分を包括指定 来月から所持や流通禁止
大麻類似成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いだ問題で、厚生労働省は27日、合成化合物HHCP(ヘキサヒドロカンナビフォロール)など6成分を医薬品医療機器法に基づき指定薬物に包括指定した。来年1月6日から所持や使用、流通が禁止される。 違反すれば3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。厚労省は、別の系統の大麻類似成分についても指定を検討する。 厚労省は11月までに単体で指定薬物にしたHHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)など2成分の指定を一度解除し、今回の包括指定に含めた。