公立進学校の福岡、7回コールド勝ち目前で大会初の雨天継続試合/福岡
第106回全国高校野球選手権福岡大会は30日、久留米市野球場で行われた第1試合の福岡-純真戦が今大会初の継続試合になった。 8-1でリードする福岡が攻撃中の6回表2死二塁で、雨が激しくなって中断。福岡の7回コールド勝ち目前で初の継続試合となった。 第2、第3試合も中止順延となり、7月1日に久留米市野球場で、久留米-三潴(11時半予定)→南筑-福岡講倫館(14時予定)→福岡-純真(16時半予定)の順で行われる。 21年ドラフトでソフトバンクに育成3位指名されて入団した井崎燦志郎(さんしろう)投手を兄に持つ福岡の暁志郎(きょうしろう)投手(3年)は5回1失点と力投した。連投も想定されるが「今日の疲れを明日にのこさないように、寝たりストレッチしたい」と前を向いた。 同校は今春の国立大合格者が東大4人、京大4人、九大約100人など約250人を数える公立の進学校。現在期末試験中でもあるが、井崎は「寝てから勉強します」と、県内屈指の文武両道校らしい優等生ぶりだった。