インフルエンザ福岡が“全国最多” 高齢者のワクチン接種低調 新型コロナとダブル感染で重症化おそれも 福岡市医師会が注意呼びかけ
福岡県内でインフルエンザの感染者数が急増していて、感染の急拡大を防ぐため福岡市医師会がワクチンの接種を呼びかけています。 福岡県内では11月24日までの1週間に定点医療機関から報告されたインフルエンザ感染者が1146人となり、1医療機関当たりで5.79人と全国最多となっています。 福岡市医師会によりますと、市内に住む65歳以上の高齢者約36万人のうち10月にインフルエンザワクチンの接種を受けた人は4万9598人と13.8%にとどまっています。 また、新型コロナワクチンは1万3697人で3.8%とさらに下回り、医師会はダブル感染による重症化に注意を呼びかけています。 ◆福岡市医師会 中山英樹 常任理事 「(高齢者のワクチン接種数は)11月に増えているかもしれませんが、10月実施分で言うと、かなりまだ低い状況。対象者の方には接種を進めていただきたい」 冷え込みも強まる中、医師会は感染予防の徹底を呼びかけています。
テレビ西日本