パリオリンピック

今年4月のBJK杯での柴原瑛菜と青山修子[写真/tennis365.net]

日本テニス協会は27日、女子ダブルスの青山修子/ 柴原瑛菜ペアが7月27日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）の出場権を獲得したと発表した。 【青山　修子 選手詳細情報】 日本テニス協会は26日深夜に国際テニス連盟（ITF）から青山と柴原のペアがパリオリンピックの出場圏内に入っている旨の通知を受けた。 36歳の青山は現在ダブルス世界ランク26位であり、26歳の柴原は同27位。今季は柴原がシングルスに専念するという意向もあり、ペアを組んだのは4月の国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ（日本/東京、ハード）ファイナル予選「日本vsカザフスタン」のみとなっている。 それでも同ペアは過去のツアー大会では2021年のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）や2023年のナショナル・バンク・オープン（カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000）を含む10大会で優勝。昨年の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では準優勝を飾っている。 なお、青山と柴原のペアがオリンピック出場となれば2大会連続2度目。初出場となった東京オリンピック（日本/東京、有明テニスの森、ハード）では1回戦でB・ベンチッチ（スイス）/ V・ゴルビッチ（スイス）組に4-6, 7-6 (7-5), [5-10]のフルセットで敗れている。 なお、正式には日本テニス協会から公益財団法人日本オリンピック委員会（JOC）に必要な書類を提出し、JOC内での決裁後にパリ2024オリンピック TEAM JAPAN（日本代表選手）として認定されることになる。 また、シングルスでは男子世界ランク399位の錦織圭、女子同70位の内島萌夏と同111位の大坂なおみの3選手が出場権を獲得している。