「もっと良いプレーをすべきだった」

敗戦を謝罪したドンナルンマ。(C)Getty Images

　キャプテンが敗戦を詫びた。 　現地６月29日に開催されたEURO2024のラウンド16で、連覇を狙うイタリアがスイスと対戦。０－２で完敗を喫した。 【動画】スイスがイタリア相手に鮮烈２発！ 　37分にレモ・フロイラーのゴ―ルで先制を許したイタリアは、後半立ち上がりの46分にもルベン・バルガスのゴラッソで被弾。試合を完全に支配され、点差以上の“惨敗”を喫している。 　EUROの公式サイトによれば、この一戦でも好セーブを見せるなど、大会を通して何度もピンチを救ってきた主将をジャンルイジ・ドンナルンマは「責任を取って謝罪し、過ちを認める必要がある」とコメントしている。 「僕たちは全く試合に入れなかった。それを不本意ながら受け入れ、素晴らしい試合をした彼ら（スイス）を称賛しなければならない。僕らはもっと良いプレーをすべきだった」 　 　25歳の守護神は「このような形で敗退するのは辛い。みんなに謝罪する」と続け、こう試合を振りかえった。 「敗北に値した。試合全体を通して苦戦した。前半はボールを失いすぎた。厳しい試合だった。消化するのが非常に難しい試合だ。前半は相手が常にボールを持っていたため、我々は悪い結果に終わった。後半はもっと良いスタートを切りたかったが、すぐに失点してしまった」 　思わぬ形で、王者が大会を去った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部