衆院選結果に有権者からさまざま見解 「魅力的なリーダーいない」「与党が自滅」
今回の衆院選の「結果」に、有権者からもさまざまな意見が出た。 プラント関係会社に勤める東京都世田谷区の城戸真一郎さん（64）は、過半数割れに追い込まれた自民の状況について「魅力的なリーダーがいなかったからだ」とみている。石破氏は地方創生を訴えているが「具体的なところが国民に伝わっていない」とし「政府には人とお金をどこにかけるか、その方向性を示してほしい」と注文を付けた。 【写真】衆院選で大惨敗、石破首相「居座り」 森山幹事長まで続投の意向 物価高や安全保障を取り巻く環境など、課題が山積する日本だが、今回の衆院選では「政治とカネ」ばかりに焦点が当てられた格好になった。港区の貿易関係会社に勤務する女性（55）は「候補者が何を訴えたいのか、情報が伝わってこなかった」と語る。 一方、世田谷区の男性会社員（25）は「政治とカネなどの問題を抱えたまま選挙の時だけ良いことを言っても響かない。野党が魅力的というよりも与党が自滅した感じだ」と話した。
