京都 191センチFW原大智のダイビングヘッドで昨季王者・神戸撃破 7試合ぶり白星
◆明治安田J1リーグ▽第10節 京都1―0神戸(27日・ノエビアスタジアム神戸) 京都はFW原大智(24)の得点で神戸を1―0で破り、7試合ぶりの白星を挙げた。 京都が昨季王者に1点のリードを守り抜き、3月9日の川崎戦以来、7試合ぶりの今季2勝目を手にした。立役者は身長191センチFWの原だ。後半10分、CKから豪快なダイビングヘッドで先制。チーム5試合ぶりのゴールが決勝点となり「毎試合スタメンで使ってもらっているのに勝たせられず、情けない結果だった」と、胸をなで下ろした。 前半アディショナルタイムには、元韓国代表GK具聖潤(ク・ソンユン)が元日本代表FW大迫のPKを好セーブ。シュート29本を許しても、ゴールを割らせなかった。攻守の柱が躍動しての勝ち点3に、チョ貴裁(チョウ・キジェ)監督(55)は「勝てないと『戦術が悪い』とか、いろいろ言われるけど、この職業は自分を見失うのが一番ダメ」と胸を張った。連敗を3で止めたチームは、暫定ながらJ2降格圏の19位から16位に浮上した。(種村 亮)
報知新聞社