U-23日本代表FW細谷真大(Koki NAGAHAMA/GEKISAKA)

[4.25 AFC U23アジア杯準々決勝 日本 4-2(延長) カタール ドーハ] 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 　エースが大仕事をやってのけた。準決勝へと導くゴールを叩き込んだU-23日本代表FW細谷真大は、試合後のフラッシュインタビューで「チームを勝たせたい思いがあった」と振り返った。 　勝てばパリ五輪出場に王手をかけ、敗れれば大会から姿を消すことになる、開催地カタールとの準々決勝。相手GKが前半41分に退場し、数的優位な日本が押し込む展開が続きながらも、2-2で延長戦へと突入した。 　守備に重心を置くカタールを相手に苦しめられたものの、細谷がゴールをこじ開ける。延長前半11分、MF藤田譲瑠チマが縦に入れたボールを受けたMF荒木遼太郎がPA内へと送ったパスに反応。相手より体を前に入れて抜け出すと、右足のシュートをねじ込んで決勝点となるゴールを奪った。 「(荒木遼)太郎が前を向いた瞬間に自分もポジションを取ろうとした。うまく出してくれたので、あとは落ち着いて流し込むだけだった」 「チームを勝たせたい思いがあった。スペースもあったので、そこは自分の武器なので、そこを突いていこうとチーム全体と話していた。もっと動き出せたと思うし、もっと得点に絡めるように頑張っていきたい」 　エースとして期待されていたが、グループリーグではノーゴール。大一番で今大会初ゴールが生まれたことで、ここから波に乗る可能性は十分だ。「自分自身、得点というところに絡めていなかったので、自分が勝たせられるようなゴールを取れるように頑張りたい」。準決勝は29日に開催され、イラクvsベトナムの勝者と対戦する。勝てばパリ五輪出場を決める一戦に向け、「本当に優勝しかないので、しっかり良い準備して臨みたいと思っている」と力を込めた。