フリースタイルで五輪3度出場の高谷惣亮、グレコで準V 今後は「ビーチレスリングもやってみたい」…レスリング明治杯
◆レスリング 明治杯全日本選抜選手権 第1日(23日・東京体育館) 男子グレコローマンスタイル87キロ級で高谷惣亮(拓大職)が2位となった。フリースタイルで五輪3大会連続出場の35歳は、今大会はグレコのみにエントリー。異なるスタイルでも強さを発揮し「フリースタイルのチャンピオンは、グレコでも強いんだっていうところを見せられた」と胸を張った。 本職のフリースタイルでは86キロ級で昨年末の全日本選手権決勝で敗れ、4大会連続の五輪出場を逃した。だが「パリの選考が終わって、レスリングをやる熱が冷めたかと言えば、全然そんなことはない」という。監督を務める拓大でこれまでと変わらず練習に取り組み「学生に胸を出してやっていかないといけないので、しっかりやってます」と笑みを見せた。 グレコに関しては「気が向いたら出るかもしれないけど」と含みを持たせつつ、今大会で一区切りとした。今後は「(砂浜の上で行う)ビーチレスリングとかもやってみたい。僕自身のネームバリューを使って、目立つことをどんどんして、レスリングの楽しさを若い子や一般の人たちにも広げていきたい」と目を輝かせた。
報知新聞社