第31回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)ノミネート発表!『ウィキッド』『SHOGUN 将軍』が最多5部門
アカデミー賞の前哨戦として注目を集める第31回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)のノミネートが発表された。映画部門で最多ノミネートに輝いたのは、人気ブロードウェイ舞台を映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』。テレビ部門では真田広之が主演&製作総指揮を務めた『SHOGUN 将軍』が5部門にノミネートした。 【動画】名曲「ディファイング・グラヴィティ」の旋律に感動『ウィキッド ふたりの魔女』本予告 最多ノミネートの『ウィキッド ふたりの魔女』は、作品賞にあたるキャスト賞とスタント賞、シンシア・エリヴォの女優賞、アリアナ・グランデの助演女優賞、そしてゴールデン・グローブ賞では候補入りが叶わなかったジョナサン・ベイリーが助演男優賞にノミネートされた。アカデミー賞と重なることの多い映画部門キャスト賞には、ほかに『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』と『ANORA アノーラ』、『教皇選挙』、『Emilia Perez(原題)』が候補入りを果たした。 テレビ部門では、先日行われたゴールデン・グローブ賞で4部門を制した『SHOGUN 将軍』が最多5部門でトップ。作品賞にあたるアンサンブル賞(ドラマシリーズ)とスタント賞、アンナ・サワイの女優賞に加え、真田広之と浅野忠信が同じ男優賞(ドラマシリーズ)にノミネートされた。 SAGアワードは、一昨年長期にわたってストライキを行ったことでも知られる全米映画俳優組合が主催するもので、組合員の俳優たちによって選ばれる。第31回SAGアワード授賞式は現地時間2月23日、シュライン・オーディトリアムにて、クリスティン・ベルの司会で開催される。昨年に続き、Netflix が世界でライブ配信を行う。 主な候補者・候補作品は以下の通り。 【映画部門】 ◆キャスト賞 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 『ANORA アノーラ』 『教皇選挙』 『Emilia Perez(原題)』 『ウィキッド ふたりの魔女』 ◆主演男優賞 エイドリアン・ブロディ『ブルータリスト』 ティモシー・シャラメ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 ダニエル・クレイグ『Queer(原題)』 コールマン・ドミンゴ『SING SING(原題)』 レイフ・ファインズ『教皇選挙』 ◆主演女優賞 パメラ・アンダーソン『The Last Showgirl(原題)』 シンシア・エリヴォ『ウィキッド ふたりの魔女』 カルラ・ソフィア・ガスコン『Emilia Perez(原題)』 マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』 デミ・ムーア『The Substance(原題) 』 ◆助演男優賞 ジョナサン・ベイリー『ウィキッド ふたりの魔女』 ユーラ・ボリゾフ『ANORA アノーラ』 キーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』 エドワード・ノートン『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 ジェレミー・ストロング『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』 ◆助演女優賞 モニカ・バルバロ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 ジェイミー・リー・カーティス『The Last Showgirl(原題)』 ダニエル・デッドワイラー『ピアノ・レッスン』 アリアナ・グランデ『ウィキッド ふたりの魔女』 ゾーイ・サルダナ 『Emilia Perez(原題)』 【テレビ部門】 ◆アンサンブル賞(ドラマシリーズ) 『ブリジャートン家』 『ジャッカルの日』 『ザ・ディプロマット』 『SHOGUN 将軍』 『窓際のスパイ』 ◆男優賞(ドラマシリーズ) 浅野忠信『SHOGUN 将軍』 ジェフ・ブリッジス『ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤』 ゲイリー・オールドマン『窓際のスパイ』 エディ・レッドメイン『ジャッカルの日』 真田広之『SHOGUN 将軍』 ◆女優賞(ドラマシリーズ) キャシー・ベイツ『Matlock(原題)』 ニコラ・コクラン『ブリジャートン家』 アリソン・ジャネイ 『ザ・ディプロマット』 ケリー・ラッセル 『ザ・ディプロマット』 アンナ・サワイ『SHOGUN 将軍』 ◆アンサンブル賞(コメディシリーズ) 『アボット エレメンタリー』 『一流シェフのファミリーレストラン』 『Hacks(原題)』 『マーダーズ・イン・ビルディング』 『シュリンキング:悩めるセラピスト』 ◆男優賞(コメディシリーズ) アダム・ブロディ『こんなのみんなイヤ!』 テッド・ダンソン『A Man on the Inside(原題)』 ハリソン・フォード『シュリンキング:悩めるセラピスト』 マーティン・ショート『マーダーズ・イン・ビルディング』 ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』 ◆女優賞(コメディシリーズ) クリスティン・ベル『こんなのみんなイヤ!』 クインタ・ブランソン『アボット エレメンタリー』 ライザ・コロン・ザラス『一流シェフのファミリーレストラン』 アイオウ・エディバリー『一流シェフのファミリーレストラン』 ジーン・スマート『Hacks(原題)』 ◆男優賞(テレビ映画&リミテッドシリーズ) ハビエル・バルデム『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』 コリン・ファレル『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』 リチャード・ガッド『私のトナカイちゃん』 ケヴィン・クライン『ディスクレーマー 夏の沈黙』 アンドリュー・スコット『リプリー』 ◆女優賞(テレビ映画&リミテッドシリーズ) キャシー・ベイツ『The Great Lillian Hall(原題)』 ケイト・ブランシェット『ディスクレーマー 夏の沈黙』 ジョディ・フォスター『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』 リリー・グラッドストーン『アンダー・ザ・ブリッジ』 ジェシカ・ガニング『私のトナカイちゃん』 クリスティン・ミリオティ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』