F1チャンピオンはやっぱり普通じゃない! 天才のデビュー時を見ると怪物っぷりがまるわかり!!
●キミ・ライコネン
最後はキミ・ライコネン。 1999年と2000年に、フォーミュラ・ルノーで23戦に参戦して13勝。しかし、たったこれだけのフォーミュラ経験で、ペーター・ザウバーにスカウトされ、翌2001年にザウバーからF1デビュー。 あまりに経験が浅いため、FIAは当初ライコネンに、4戦限定のスーパーライセンス(仮ライセンス)を発給。そんな心配をよそに、ライコネンは開幕戦、オーストラリアGPで早くも6位に入賞し、実力を証明。スーパーライセンスも無事正式なものとなった。 第6戦オーストリアGP、第8戦カナダGPでも連続して4位入賞。この年は、ドライバーズランキング10位で締めくくっている。 ワールドチャンピオンになった2007年はマクラーレンからフェラーリに移籍した年。最終戦ブラジルGPは、ランキング3位で迎えたが、大逆転でチャンピオンを獲得。 現時点では、フェラーリでチャンピオンになった最後のドライバーとなっている。
藤田竜太