プロ契約を結び、意気込みを語る清水の西原（左）と反町ゼネラルマネジャー＝静岡市清水区

　J2清水とプロ契約を結んだ清水ユース所属のMF西原源樹（17）＝精華学園高清水校3年、群馬県出身が13日、クラブハウスで記者会見を行い、「まずは今季J1に昇格し、将来は日本代表に選ばれたい」と意気込みを語った。 　清水が現役高校生とプロ契約を締結するのは2012年の石毛秀樹（J1G大阪）以来12年ぶり3人目。スピードを生かしたドリブルが特長で「プロの自覚を持ち、子どもたちに憧れられる選手になる」と気を引き締めた。会見に同席した反町康治ゼネラルマネジャーは「昇格に向けたキープレーヤーになる」と期待を寄せた。 　西原は中学から清水のジュニアユースに入り、ユースに進んだ。今季ここまでリーグ戦12試合、カップ戦1試合に出場して計2得点。クラブのリーグ戦最年少出場記録と公式戦最年少得点記録を更新した。 　会見では、西原と同名が縁で、清水が業務用総合食品卸の西原商会（鹿児島市）と西原へのサポーティングパートナー契約を締結したことも発表した。