神奈川県の職員の給与とボーナスについて県人事委員会は民間企業との差を解消するため引き上げるよう勧告しました。月給は1万805円と、32年ぶりの上げ幅です。 神奈川県人事委員会は、県職員と民間企業の従業員の月給を比較したところ率にして2．78％の差が生じているとして、ことし4月に遡って1万805円の引き上げを行うべきだと県に勧告しました。 月給の引き上げ幅が1万円を超えるのは32年ぶりとなる高い水準です。 また、ボーナスについても0．1カ月分少なかったとして、夏と冬の合計で4．6カ月分に引き上げるよう勧告しています。 引き上げ勧告はこれで3年連続で、勧告通り給与改定が行われれば平均年収は勤続19年の41歳の行政職員の場合、21万9000円増額の661万5000円となります。