ちゃおガール2024、GPは長野県出身のなぎさ 応援団長・木村昴は「紅白イケるぜ!」
8月11日にパシフィコ横浜で「ちゃおガール2024★オーディション」が開催され、約4500通の応募の中から長野県出身のなぎさ(11歳)がグランプリを受賞。準グランプリには神奈川県出身のみすず(9歳)、おはスタ賞には岐阜県出身のはな(8歳)が選ばれた。 【写真】ちゃおガールグランプリ受賞者のなぎさ 2007年に開始されて以来、仲里依紗、山田杏奈などを輩出してきた本イベント。8名のファイナリストは、前日に面談、演技審査、ダンス審査に挑み、この日はウォーキング審査と自己PRを実施。『ちゃお』に連載中の漫画『シャイニング!』の作者・まいた菜穂と、ちゃお編集長が審査員を務めた。 MC・森ハヤシの呼び込みで登場した応援団長・木村昴による「おーはー!」の挨拶でステージが幕開け。まずは、現役ちゃおガールの大島美優、泉沙和香、水上あきら、大西めいさが、とびきりの笑顔とウォーキングで観客を盛り上げる。 会場の空気が温まったところで、ファイナリストが思い思いにウォーキング。合間に魅せるポージングには個性があふれ、木村は「もちろん緊張も伝わってきますけど、なにより頑張って堂々と振る舞っている姿が印象的でした」と、8人の度胸に感心した様子。 続く自己PRでは、「国旗当て」や「手話」、「側転」など、それぞれの特技で最後のアピール。準グランプリを受賞したみすずはCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」を歌い踊り、おはスタ賞に選ばれたはなは、お笑い芸人・大谷健太の早口言葉を噛まずに言い切り会場を沸かせた。 グランプリを受賞したなぎさは、最近習い始めたというバスケットボールのハンドリングを披露。腰の周りを回したり、足の下を通したりとボールを自在に操り、練習の成果を遺憾なく発揮した。 最終審査タイムに入ると、再びちゃおガール4人が登場し、客席の『ちゃお』読者とクイズ大会を開催。会場に一体感が生まれる中、いよいよ結果発表へ。 「グランプリ受賞者」として名前を呼ばれたなぎさは放心状態で口元を覆い、その瞳にはみるみる涙が。昨年度グランプリのめいさから歴代受賞者が代々受け継いできたティアラが戴冠されると、「今はまだ実感が沸いていないんですけど、本当にすごく嬉しいです。この気持ちを家族に伝えたいです」と喜びを噛み締めた。 ステージ終了後に行われた取材会では、「これから“ちゃおガール”として、『ちゃお』に関わることがとても楽しみです」と笑顔でコメント。 「ライバルがすごく強かったので不安が大きかったけど、『なってやる!』という気持ちでした」と審査前の心境を明かし、「もともと内気で人見知りな性格なので、大きな声ではっきりしゃべること。特技披露のときに失敗しないように、とにかく楽しもうという気持ちで頑張りました」とオーディションを振り返った。 グランプリを受賞したなぎさは、アミューズへの所属が決定。今後の活動については「まずは『ちゃお』にたくさん出て、将来の夢は女優さんなので、だんだんと女優さんの活動もしていきたい」と目を輝かせる。 「ふだんからドラマをよく見ていて、女優さんの演技を見て心が動いたことがあったので、私も印象に残るような演技をしてみたいなと思いました」と夢を抱いたきっかけを語り、「憧れは橋本環奈さん。紅白の司会などもやられていて、多才なところが尊敬できるし、すごいなと思う」と続けると、グランプリ受賞直後とは思えぬ淀みない受け答えに、木村も「紅白イケるぜ!」と太鼓判。 さらに、出演してみたいテレビ番組を聞かれると、「今大人気の『新しいカギ』に出てみたいです。あとは『おはスタ』も」とにっこり。『おはスタ』でMCを務める木村は「立派です。ちゃんと忘れずに付け加えてくれました」と、なぎさの完璧な回答を称賛した。 そんな木村から「大人っぽくて落ち着きがある」と評されるなぎさだが、「嫌いな食べ物は、きのこ、なす、苦いお茶。一番好きな食べ物はしょうゆラーメン」とかわいらしい一面も。 「学校では人見知りなんですけど、友達になるといろいろしゃべることができるので、裏表があるというか……」と自身の性格を分析し、「今、ここにいるのが仮の姿ということ!?」と驚く木村に、「いい意味で、いろんな顔があると思う」と笑ってみせた。 最後は芸能界の先輩として、木村が「とにかくポジティブにいろんなことに挑戦してほしい」とアドバイス。「『これは私には向いてないかな』とか考えすぎず、いろいろトライしてみてください。その中に1つや2つ、最高に楽しいことがあるので、前向きに頑張ってください!」とエールを送った。
nakamura omame