（写真：南日本新聞社）

　鹿児島地検は３日、鹿児島市七ツ島２丁目にある馬毛島の自衛隊基地工事作業員の仮設宿舎で、知人男性を刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で逮捕・送検された宿舎に住む無職の男性（４５）を傷害罪で不起訴処分とした。不起訴の理由は明らかにしていない。 　男性は１１月１２日午前８時２０分ごろ、宿舎の屋内で、下の階に住む２０代男性の腹部を包丁のようなもので刺し殺害しようとした疑いで鹿児島南署に現行犯逮捕されていた。 　同署によると２人は面識がある。宿舎の外で、刺された男性から助けを求められた通行人が１１０番した。逮捕当時「腹を刺した」と容疑を認めていた。