高根沢町長選挙 現職加藤氏4選出馬へ 立候補表明
とちぎテレビ
任期満了に伴い来年4月に行われる高根沢町長選挙で現職の加藤公博氏65歳が25日、4回目の当選を目指して無所属で立候補する考えを表明しました。 加藤公博氏は栃木銀行を退職したあと、2008年から町の教育長、副町長を務め参議院選挙に出馬した前の町長を継承し2013年4月に無所属で立候補し、初当選しました。現在3期目です。 加藤氏は、重点施策として現在進めている新庁舎の整備計画や新たな工業団地の造成、それに町が100%出資する株式会社の社長として道の駅たかねざわ元気あっぷむらの運営に新たに取り組むことなどを挙げています。町の経営者としての視点を大切にしているという加藤氏は3期12年務めた実績として人口の現状と将来の展望を提示して取り組みを進める「人口ビジョン」を全国に先がけて策定したことや市街化区域の下水道整備を進め10年で100%近くにまで引き上げたことなどを強調しました。また民間での経験を踏まえて町が執行するムダを省き新庁舎の整備に必要な資金を基金として毎年数億円ずつ蓄えてきたということです。 高根沢町長選挙はこれまでに加藤氏以外に正式に立候補した人はなく、告示が来年4月8日、13日に投開票が行われます。
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