マック・ミスド・モス、日本1号店オープンが一番早かったのはココ!
みんな大好きマクドナルドやモスバーガー、ミスタードーナツ。どれも昭和の時代に日本でオープンし、約50年に渡って長く愛されている人気チェーン店です。では、この3ブランドのうち、最も早く日本1号店を出したのはどこでしょうか? 【画像】ミスタードーナツの人気ドーナツ「ポン・デ・リング」 ヒントです。3店すべて登場したのは昭和46~47年。1号店をオープンした場所を早い順に並べると、(1)大阪箕面市、(2)東京中央区銀座、(3)東京板橋区となります。
日本1号店のオープンが早かったのは?
答えです。マック、モス、ミスドの中で1号店をもっとも早くオープンしたのは、「ミスタードーナツ」でした。なんとなく「マクドナルドかな」と思った方も多いのではないでしょうか。 時系列順に並べると以下の通り。 ●ミスタードーナツ:1971(昭和46)年4月2日、大阪箕面市にオープン ●マクドナルド:1971(昭和46)年7月24日、東京・銀座にオープン ●モスバーガー:1972(昭和47)年6月16日、東京・板橋区にオープン ミスタードーナツの1号店がオープンしたのは1971(昭和46)年で、マクドナルド1号店も同じ年にオープンしていますが、数ヶ月ミスドが早かった、ということになります。
ミスタードーナツの公式HPによれば、1970年(昭和45年)にダスキンの創業者(鈴木清一)がミスタードーナツ・オブ・アメリカと事業提携し、その翌年の1971年(昭和46年)に、大阪北部の箕面市に第1号店「ミスタードーナツ箕面ショップ」をオープンしたとのこと。
マクドナルドは、1971年5月に会社(日本マクドナルドホールディングス)を設立。6月に「ハンバーガー大学」を開校して人材教育を開始しました。そして同年7月24日、東京・銀座三越にテイクアウト専門の日本第1号店「マクドナルド銀座店」をオープンしました。
モスバーガーは、ご存知のように日本発祥のハンバーガーチェーン店。1972年3月12日に東京・板橋区成増にまずパイロット店をオープンし、その店を同年6月16日に1号店「モスバーガー成増店」としました。 というわけで、昭和46、47年に誕生したミスド、マック、モス。平成、令和と時代を超えても、その人気は衰え知らずです。
撮影・文◎土原亜子