【パリ五輪】降格判定で太田海也は4強入り逃す 男子スプリント、女子ケイリンともに悲願のメダル獲得はならず / 自転車トラック競技
パリ五輪・自転車トラック競技が9日行われ、日本選手は「男子スプリント」で太田海也(25歳、日本競輪選手会)、小原佑太(28歳、日本競輪選手会)ともに準々決勝で敗退した。「女子ケイリン」では佐藤水菜(25歳、日本競輪選手会)、太田りゆ(29歳、日本競輪選手会)ともに決勝進出はならなかった。「男子オムニアム」に出場した窪木一茂(35歳、日本競輪選手会)は総合6位だった。 この日、ヴェロドローム・ナシオナルで行われた「男子チームスプリント」。日本から出場した太田海也は準々決勝で第1回戦を勝利。2回戦も先着したが、危険な走行があったという判定で降格。勝敗は3レース目に持ち越されたが、そこで僅かに敗れ、準決勝への進出はならなかった。また、同じく準々決勝に挑んだ小原は残念ながら第1回戦、2回戦ともに敗れ、準決勝進出はならなかった。 なお、その後の5-8位決定戦では、4人で走って太田が5位、小原が8位でのフィニッシュだったが、太田の走行に違反があったとの判定でまたしても降格となり、小原が繰り上がって6位、太田は同じく違反で降格となったイギリス選手と並んで7位となった。 「女子ケイリン」には佐藤水菜、太田りゆが出場。太田りゆは準々決勝で4位に入り、準決勝へ進出。佐藤は準々決勝に挑むも、まさかの5位で敗退した。続く準決勝で太田りゆは6着に敗れ、決勝への進出はならなかった。 「男子オムニアム」に出場した窪木一茂は、4つのレースを走って合計113ポイントを獲得し、総合で6位だった。