大相撲の猫好き親方、自宅で預かる保護猫に思い切った対応「安全な場所を見つけないと先に進まない」猫に起きた変化は
日本テレビ系「嗚呼!!みんなの動物園」(午後7時)が9日に放送され、大相撲の二子山親方(元大関・雅山)が保護猫を預かる生活が放送された。 大の猫好きで知られる同親方。自宅に2匹の猫、「ウリ」と「ブルー」を飼っており、これまでも保護猫のボランティア活動も行ってきた。今回は3歳の三毛猫「みーちゃん」を預かった。みーちゃんは元野良猫のメス。怖い思いをしたことで人間が苦手となり、施設に保護されても半年間、ケージの外に出なかったという。そんな“人見知り”な猫を変化させようと親方が奮闘する姿が伝えられた。 二子山部屋に来た当初は餌やおもちゃで誘導しても出てこなかったみーちゃん。ケージの外を怖がっていたが預かり45日目についに外に出て、室内を歩き回るまで警戒心をといた。 それでも課題は残り、外にいるときは人間が怖く、すぐにケージ内に戻ってしまった。思うように人慣れが進まない状況に親方は「出てもすぐケージの中に戻る。安全な場所を見つけないと先に進まない」と外に出たときにケージを閉じるという荒療治を敢行。さらに隠れる場所として猫ハウスを用意。当初はウリ、ブルーとの奪い合いとなり、一度はケージに戻ったが、親方が就寝中にみーちゃんは自ら外に出て、その後も寝ている親方の1メートルの距離にまで近づくなど変化を見せた。 この様子にネットも反応。「3匹の猫ちゃん同士のやり取りが可愛(かわい)くて」「二子山親方とみーちゃん可愛い」「ウリちゃんという男の子の猫ちゃんが、みーちゃんという女の子の猫ちゃんへの猛アプローチがすごいな」といった声が寄せられていた。
報知新聞社