Luupと京浜急行電鉄が連携協定、駅を起点に沿線地域の回遊性をアップ
京浜急行電鉄は11月1日付で、Luupと沿線価値の向上に向けた連携協定を締結する。 ●京急鶴見、戸部、京急南太田の3カ所にポート設置 今回の連携協定締結にともない、両社は新たに京急鶴見中央5丁目マルチモビリティステーション、戸部駅前、京急南太田駅前マルチモビリティステーションの3カ所に、Luupが運営する電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを設置して、駅のモビリティハブ化の推進や移動データの分析などを行う。 停車可能台数は、京急鶴見中央5丁目マルチモビリティステーションが10台、戸部駅前が30台、京急南太田駅前マルチモビリティステーションが7台。 また、11月17日に開催される「よこはま運河チャレンジ2024」(主催:よこはま都心部水上交通実行委員会)に合わせて、10月31日~11月17日の期間に「水辺の横浜に出かけようフェア」を地域連携で行うことで、イベント域内の回遊促進施策に協力する。 さらに、京浜急行電鉄が展開する地域情報/MaaSサイト「newcal」内の経路検索機能には、新たに「LUUP」ポート情報をマップ画面に表示する機能が搭載され、鉄道やバスだけではない、シームレスな移動環境の整備と情報一元化の実現を図る。 同連携協定では、Luupが ○ポートの新規開設によるマイクロ交通網の整備 ○京急電鉄が提供するポートに係る移動データの提供 を担う。また、京浜急行電鉄は ○京急電鉄の保有する用地へのポート設置 ○沿線地域のエリアマネジメント連携事業者や団体などとの共同でのポート設置 を担当する。 さらに両社の連携によって、 ○京急沿線で、キャンペーン実施を通じた電動マイクロモビリティ利用促進施策の共同開催 ○両社のブランドを活用した共同プロモーションおよびマーケティング活動の実施による同サービスの普及促進を行っていく。