志尊淳 役者人生初の丸刈り!飛躍の原動力は尊敬する先輩
テレビ朝日系「烈車戦隊トッキュウジャー」に主演し、一躍ブレイクした俳優・志尊淳さん(20)。現在、放送中のフジテレビ系ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」(月曜・後9時)にも出演し、山下智久さんの弟で僧侶という役柄を演じていますが、役作りのため、なんと役者人生初の丸刈りに。このインタビューで初披露となった頭を触りながら「お仕事でいろいろなことをさせてもらうほどありがたいことはない。だから、丸刈りも、本当にうれしかった。『頭の形がいいね』という思わぬ言葉もいただきました(笑)」と瞳を輝かせました。今、まさに旬の若手注目株となりましたが、飛躍へと導いたのは、俳優・城田優さんの言葉だったと言います。 <私の恩人>城田優 開花したのは“山P”の言葉のおかげ
前回、丸刈りにしたのは小学校の2年生くらいですね(笑)。それ以来、野球部時代も丸刈りではなかったですし、ショートカットもしないまま今までずっときたので、自分でもとにかく新鮮です。鏡を見て「変わったなぁ」と日々思ってはいます(笑)。 髪の毛を切ったのは11月に入った頃で、今で20日間くらい経ったんですけど、とにかく、とにかく、とにかく、シャンプーが楽です!!僕は、朝も、夜も、お風呂に入らないと気が済まないタイプなんですけど、忙しい朝の時間が30分も短縮できたのが、特に大きいですね。 あと、皆さんから言っていただくのは「頭の形がキレイだね」と。今、ドラマでご一緒している山下智久さんも絶賛してくださいまして。頑張ってゲットしたものでもなんでもないので、喜んでいいものかどうか微妙なところかなとも思うんですけど…、ま、誉めてくださっているんだから、そこは純粋に喜ぶべきなんだろうなと(笑)。 今回は丸刈りという分かりやすい変化があったんですけど、今年は、この丸刈りにも負けない自分にとっての変化や刺激をたくさんいただいた年だったなと思います。
昨年は「トッキュウジャー」をやらせていただいて、決まった人たちと濃い時間を過ごすことで勉強をさせてもらった。そして、今年は(フジテレビ系ドラマ)「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」も、(TBS系連続ドラマ)「表参道高校合唱部!」も、(主演映画)「先輩と彼女」もやらせていただき、今回の「5→9 ~私に恋したお坊さん~」にいたるまで、その現場、現場で毎回新たなことを学んでいます。 今の僕はまだ「こんな役者になりたいです」なんてことすら、言うのはおこがましい段階だと自分でも認識しています。もっと、もっと、積み重ねをしていった先に、やっと「自分はこうなりたい」が出てくるものなのだろうなと。なので、今はやらせていただく全てが、本当に、本当に、ありがたいですし、その一つとして、この丸刈りも、素晴らしくありがたいことだと思っています。 僕は、本当に人に恵まれてお仕事をさせてもらっていると心底思うんですけど、その中でも恩人と言うべき方が、事務所の先輩でもある城田優さんなんです。 同じ事務所の先輩、さらに、同じ(ワタナベエンターテインメントの俳優集団)「D-BOYS」という環境の中で、城田さんがされてきたことは、自分にとって全部がアドバイスでもある。自分と似た状態の中で、城田さんが何を考え、何をされているのか。直接的にうかがうこともありますし、姿を見てこちらが感じ取るところもありますし、本当に勉強をさせてもらっています。 城田さんいわく、初めて僕という人間を意識したのは昨年夏に行われた「D-BOYS」の握手会だったと。なんとなく“志尊淳”という目立ちやすい名前は聞いていてくださったようなのですが、そこでごあいさつして「お前が、あの志尊淳か」と言ってくださいまして(笑)。 そして、握手会が終わった後の打ち上げがあったんですけど、終わるのは遅くなるし、翌日早い人は帰っても大丈夫となっていたんですが、僕は「D-BOYS」でも一番入ったのが遅かったので、こんな機会は貴重だと思って城田さんに「残ってお話をさせもらってもいいですか?」とお尋ねして残ったんです。 そうしたら、城田さんが「お前が、それをウソで言っていたとしても、お上手で言っていたとしても、帰るヤツに比べたら何倍もいいことだと思う」と言ってくださって。そこからありがたいことに気にかけてくださって、城田さんのファンクラブの会報などでも僕のことを書いてくださったりするようになりまして。