【RISE】相手が計量に現れず引退試合不戦勝の山畑雄摩がセレモニー「一片の悔いもない」
<RISE:ワールドシリーズ2024大阪大会>◇15日◇エディオンアリーナ大阪第1競技場 第4試合で行われる予定だったオープンフィンガーグローブマッチ(-63キロ契約3分3R)の山口侑馬(道化倶楽部)VS山畑雄摩(心将塾)は中止となった。 14日に行われた公式計量に山口が現れなかったため。山口は失格で、山畑の不戦勝となる。RISE伊藤隆代表によると、山口本人の安否は確認が取れたもようだ。 山畑はこの試合が引退試合だったため、伊藤代表は代替試合のプランをいくつも打診したが、山畑が6月15日に引退したいという気持ちが強く、この日のリング上で引退式が行われることになった。 山畑は「僕、オープンフィンガー、最後やり残したって言って、この試合受けさせてもらったんですけど、ちょっとできなくなってしまいました。でもケルベロス(木村ケルベロス颯太)がオープンフィンガーやってるんで。うちの後輩なんですけど。偉そうに言えるように自分もオープンフィンガーやらなと思ってたんですけど、それはジムの練習でケルベロスと殴りあっときます(笑い)。数々のキックボクシングの団体に出させていただいて、最後、最強の強者が集まるRISEの舞台で引退式をさせてもらうことを本当に光栄に思います。伊藤代表をはじめ、RISE関係者のみなさま本当にありがとうございます。もう僕は試合できなくても一片の悔いもないです。一般人になるんですけど、どこかでお会いしたら声をかけてください。山口侑馬選手、今日来られてないと思うんですけど、体調をしっかり治して、山口兄弟でこのオープンフィンガー、大阪からはじめて、どんどん盛り上げてほしいなと思います。最後になりますが、本当に長い間、応援ありがとうございました」とあいさつ。 その後、10カウントゴングが鳴らされ、「172センチ、62・9キロ、心将塾所属、第3代DEEP☆KICK-63キロ王者、山畑雄摩」とコールされた。