【テレ玉杯オーバルスプリント回顧】スマイルウィがダートグレード初V 矢野貴之騎手「辛抱強く走ってくれました」
初の1400m戦に挑んだスレイマンは2着まで
2着に入ったのはスレイマン。3走前のアンタレスS、前走のプロキオンSでともに2着と着実に力をつけてきており、単勝1.9倍の1番人気に支持されていた。 レース序盤は4番手のインにつけていたが、向正面では後方2番手までポジションを下げる形。初の1400mに対応しきれなかった感は否めないが、勝負所で鞍上の手が動き始めてからはよく差を詰めたと言っていいだろう。 一度速いペースを経験したことで、次走以降の変わり身に期待したい。 テレ玉杯オーバルスプリント2着馬スレイマン,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸) 3着はサンライズホーク。近走は先行できておらず、今回もスタートしてから他馬のスピードにはついていけずに序盤は後方追走となった。 向正面で自らマクっていくという選択自体は間違っていなかったが、800~1000m区間のラップ11.8の後に13.3と失速していることから、結果的には動くのが早すぎた。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸