【漫画】やめてラクになった家事3選 さらに”やめたいこと”に「分かる」の声続出【作者インタビュー】
うちでもまねしたい! と共感の声
さまざまな家事に対して作者の女性が思うことについて描いたマンガ「やめて楽になった家事3選」が、Instagramで4300以上のいいねを集めて話題となっています。 【マンガ本編】やめてラクになった家事3選 さらに”やめたいこと”に「分かる!」 「汚れた靴を手洗いする」など、作者が「やめて楽になった」と感じた3つの家事。それまでの余計な手間やストレスから解放され、家事のハードルが下がったと実感していました。そんな作者が、いま1番やめたいと思っている家事とは……。読者からは、「やめたい家事、分かります!」「うちでもまねしてみよう」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、主婦のもっこさんです。もっこさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーー3つの家事をやめたことで、日常生活や心境にどのような変化がありましたか? 常に頭の隅にあった「あ~、あれやらなきゃな~」がなくなり、ストレスが減りました。特に靴洗い! サンダルなどの季節ものの靴は、シーズンが終わり次第、洗濯機に入れて気軽に洗えるようになりました。 ーー作中で紹介されていたこと以外にも、やめて良かったと感じる家事はありますか? 「やめて良かった」とは少し違うかしれませんが、最近するようになって楽になったなと感じるのが「洗剤やティッシュなどの消耗品は、底値だと思ったら迷わず買いだめる」ということです。これまでは常に在庫の心配をして、地味にストレスを感じていたので。 ーー麦茶のパックでシンクを掃除すると、きれいになるのですか? また、ほかにも普段から取り入れているライフハックはありますか? 私の体感ですが、スポンジでこすれば取れる程度の汚れであれば、きれいになりますね。最近は室内でほうきを使い始めたのですが、それが意外と便利です。掃除機よりも小回りが利きますし、手にとるハードルが低いので取りかかりやすいです。お掃除ロボットが取れない場所にあるゴミをほうきで掃き出したあと、ロボットに吸ってもらっています。 ーー晩ご飯の献立を考えることが、「いま1番やめたい家事」だという理由は何でしょうか? 「常に気になる」という点が、ストレスになっているからです。これについてはSNSのコメント欄でもたくさんの共感をいただきましたし、私の周りの人たちもよく話しています。晩ご飯を作る人たちの共通の悩みだと思いますね。当日の朝からだけでなく、前日の夜から考えていることもありますし(笑)。そして、そう簡単には思い付かず、それが毎日という現実……。反対に、決まっている日はとても気が楽なんですよね。 最近、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』という本を読んだのですが、私のなかで革命が起きました。とても影響を受けて、「晩ご飯は、ご飯とお味噌汁、メインの1品」という考え方に落ち着き、それからはメインの1品だけを考えるだけでよくなったので、ストレスから解放されました。最近は「野菜をたっぷり入れたお味噌汁」をよく作っています。おかずにもなりますし、栄養も摂れます。子供たちも、あまり好きではないナスや小松菜などの野菜を味噌汁に入れると、不思議と食べてくれるんです(笑)。 ーー仕事や育児で忙しいなか、マンガを制作する時間はどのように確保していますか? また、この作品の制作時にこだわったポイントを教えて下さい。 長女が幼稚園に行っている時間が勝負です。描くスピードが遅いので、その時間はほぼ丸々制作に当てています。本当は夜、子供たちが寝てから描きたいのですが、たいていの場合、一緒に寝落ちしてしまいます。起きられたとしても、夜はもうエネルギーが残っていません。「皆さんはいったい、いつ描いているの?」「1本、何時間で描けるの?」など、むしろ私の方が気になっています。 こだわったポイントは、最後まで作品を読んでもらえるように、テンポの良さを意識したところです。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? 共感の声や、皆さんが実施しているライフハックのアイデアなどを、コメントで寄せていただきました。なかには、「そもそも、麦茶を作ることをやめました」「上靴を洗うことをやめました」という方も。また、皆さんの晩ご飯の献立についても教えていただき、とてもためになりました。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 気になっていた家事をやめたことで、「本当に楽になった」「ストレスから解放された」と感じ、皆さんに話を聞いてほしかったからです。晩ご飯の献立については、ただのグチです(笑)。
マグミクス編集部