「楽しみながらプレイできるのが1番」。日本シリーズ進出王手の3位・DeNAのトップバッターとして打線を牽引する梶原昂希
「やはり非常にプレッシャーが掛かってくる所ではあるんですけど、むしろここまできたら楽しんでというか、こういう場を経験出来ているというところをしっかり楽しみながらプレイできるのが1番かなと思います」。 7年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけたDeNA・梶原昂希は、トップバッターとしてチームを牽引している。 「結果も自然とついてくると思うので、あんまりそこで気負いすぎずに意識して。チームに勢いも凄くある状態なので、その流れに自分自身もしっかり乗って打席に入っていければ」。 打撃練習では始動を早めにとり、タイミングを取っていたが、「なるべく早めにピッチャーのタイミングに合わせるっていうところで。やはりバッティング練習は少し早めに、しっかり自分の間をこう確立できるようにという意識でやっています」と教えてくれた。 ピッチャーによって始動のタイミングは変えるのだろうかーー。 「先発ピッチャーの特徴や球種によっても変わってくると思います。やはり"刺される"というのが1番自分としても悔いが残るので。そこでしっかり早いうちからタイミングを取るのはどのピッチャーでも共通で言えるかなと思います」。 打者によっては詰まってもOKという人やポイントを前で打つなど様々なタイプがいる。 「コースによっては刺された中でもヒットコースに飛ばせるのもあるんですけど、やっぱりこの"タイミング自体で刺される"のが1番良くないかなと。シンプルに詰まった、差し込まれる分には良い思うんですけど、タイミングという所で刺されるのだけは無くそうというイメージです」。 短期決戦では盗塁など、足を使った攻撃も大事になってくる。 「シーズン中と変わらずに、むしろ短期決戦でより一点の重みが大事になってくる中で、得点圏に進むという意味では、どんどん狙えるところはしっかり狙って、常に行く気持ちで準備をしています」。 18時から行われる『2024 JERAクライマックスシリーズセ ファイナルステージ 巨人-DeNA』第4戦でも『1番・右翼』で先発出場する。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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