【ONE】クリスチャン・リーが2年ぶり復帰、無敗ラスロフ相手にライト級王座防衛戦。バストスvs.ケリー再戦も=12月7日(土)
2024年12月7日(土)、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムのリングで開催される『ONE Fight Night 26: Lee vs. Rasulov』(U-NEXT配信)の3カードが発表された。 【写真】無敗アリベック・ラスロフ(トルコ)の強烈なタックル メインイベントでは、ライト級&ウェルター級の二階級王者クリスチャン・リー(米国/シンガポール)が2年1カ月ぶり復帰。ONE世界ライト級王座防衛戦(5分5R)として、無敗のアリベック・ラスロフ(トルコ)の挑戦を受ける。 当初、11月8日(日本時間9日)の『ONE 169』で実施予定だったこのカードは、米国アトランタからタイ・バンコク開催変更に伴い、12月大会にスライドされた。 クリスチャン・リーは、MMA17勝4敗。2022年11月の『ONE FIGHT NIGHT 4』で当時のウェルター級王者キャムラン・アバソフに4R TKO勝ちも、翌月に実妹のヴィクトリア・リーの死去があり、以降、試合を行なっていなかった。アンジェラ・リーが引退するも、悲しみを乗り越え、実弟エイドリアン・リーがONE2連勝を飾るなか、セコンドにもつき、復帰の準備を行って来た。 対するラスロフは、MMA14勝0敗。6KO・4一本勝ちのフィニッシャーだが、2024年7月の『ONE Fight Night 23』のライト級MMA暫定世界王座決定戦では体重超過で、元同級王者のオク・レユン(韓国)に判定勝ち。レスリングでオク・レユンに競り勝ったが、暫定王座獲得はならなかった。 2年ぶり復帰戦のリーは、タフなラスロフ相手に5Rをいかに戦うか。 また、同大会では「ONE世界アトム級サブミッション・グラップリング選手権試合」として、王者マイッサ・バストス(ブラジル)と、挑戦者ダニエル・ケリー(米国)が立場を変えて再戦。 前回は、ケリーのヒールフックを凌いだバストスがボトムから攻め続け、最後はヒールフックも仕掛けて王座を奪取している。互いに手の打ちを知った再戦でどんな戦略で臨むか。 ほか、ONEフライ級ムエタイでは、デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)vs.エリアス・マムーディ(アルジェリア)も決定している。 ◆『ONE Fight Night 26: Lee vs. Rasulov』 12月7日(土)ルンピニー・スタジアム ▼ONE世界ライト級選手権試合 5分5R クリスチャン・リー(米国/シンガポール)王者 アリベック・ラスロフ(トルコ)挑戦者 ▼ONE世界アトム級 サブミッション・グラップリング選手権試合 1R10分 マイッサ・バストス(ブラジル)王者 ダニエル・ケリー(米国)挑戦者 ▼ONEフライ級 ムエタイ 3分3R デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ) エリアス・マムーディ(アルジェリア)