どう違うか説明できる? タイヤの「バースト」と「パンク」の違いを徹底解説
なお、パンクの確率を下げるためには、なるべく路肩を走らないようにするのが賢明。またバーストを予防するには、タイヤの空気圧を定期的にチェックする事が欠かせません。タイヤの空気はバイクに乗らなくても自然に少しずつ減っていくため、定期的に確認するようにしましょう。 給油でガソリンスタンドに寄ったタイミングを利用して、最低でも月に1回は空気圧をチェックして適正値をキープするだけでも、バーストのリスクを抑えることができます。 なお、古くなって劣化したタイヤはパンクとバースト両方の原因になりやすいため、適切な時期がきたら早めに交換しましょう。 タイヤのすり減り度合を調べるには、スリップサインと呼ばれるマークをチェック。スリップサインが出たタイヤは、残り溝が0.8mm以下に減っており保安基準をクリアできなくなっているので、早めに交換しなければなりません。 また、ゴムでできているタイヤは古くなると柔軟性を失って固くなり、乾燥してひび割れがでてきます。とくに紫外線はタイヤの寿命を早める原因になるので、屋外にバイクを保管している場合はバイクカバーで全体を覆うなどして、タイヤに日光が直接当たらないようにする対策が必要です。 なお、一般的なタイヤの寿命は3年から5年と言われているため、走行距離が少なく溝がまだ残っている場合であっても、5年以上同じタイヤを使用しているようなら交換を検討したほうが安心。 パンクはタイヤのトラブルの中でも危険性は低いですが、バーストは大事故につながる可能性があるので注意してください。
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