【さあ、投票へ。】前回の衆院選の投票率 20代と70代で2倍以上の「差」 年代以外にもさまざまな「差」がありました 福岡
FBS福岡放送
衆院選の投開票は27日です。3年前の衆院選では、20代の投票率はおよそ30%、一方で70代はその倍以上と世代によって大きな差がありました。そのほかにも様々な「差」があります。
まずは「都道府県の差」です。3年前の衆院選の投票率は、全国で55.9%でした。都道府県ごとに見ると、佐賀県は上から9番目の58.5%でした。トップは山形県で、全国平均を10ポイント近く上回る64.3%でした。 福岡県の投票率は52.1%で、全国平均を3ポイント以上も下回りました。全ての都道府県の中で下から3番目の45位でした。
さらに、福岡県内の市町村でも大きな差があります。県内で最も高かったのが上毛町(こうげまち)の63.3%で、県内平均の52.1%を10ポイント以上、上回っています。そして大任町(おおとうまち)、東峰村、豊前市、添田町と続きます。 逆に投票率が低かったのは、志免町、中間市、北九州市小倉南区、北九州市小倉北区、そして最も低かったのが福岡市博多区で43.6%でした。トップの上毛町と比べると20ポイント近い差があります。 投票率が50%前後ということは、生徒会長の選挙で全校生徒の半分しか投票しないようなものです。ぜひ投票を自分ごとと考えて1票を投じましょう。