インフルエンザによる休業措置 学校・保育園などで新たに15件 岩手県
岩手県内ではインフルエンザによる学校等の休業措置が相次いでいる。12月23日、岩手県と盛岡市は新たに15件の休業措置を発表した。県内の学校現場では冬休み直前にインフルエンザの猛威に見舞われている。 滝沢市では、篠木小学校で全301人の児童のうち19人がり患し、1年生と2年生のそれぞれ1クラスが12月24日に学級閉鎖となった。 同じく月が丘小学校では、全217人の児童のうち29人がり患し、6年生が12月24日から25日まで学年閉鎖となった。 花巻市では4つの学校が休業措置となった。 花巻南高等学校では全581人の生徒のうち55人がり患し、12月23日に3年生2クラスが学級閉鎖となった。 桜台小学校では全562人の児童のうち14人がり患し、12月23日から25日に4年生1クラスが学級閉鎖となった。 笹間第一小学校では全114人の児童のうち16人がり患し、12月23日から24日まで1年生と2年生が学年閉鎖となった。 湯口小学校では全160人の児童のうち61人がり患し、12月23日から24日まで学校閉鎖となった。 石鳥谷小学校では全269人の児童のうち35人がり患し、12月23日から24日まで1年生1クラスが学級閉鎖となった。 一関市の千厩高等学校では全457人の生徒のうち18人がり患し、12月23日から25日まで1年生1クラスが学級閉鎖となった。 釜石市の鵜住居小学校では全144人の児童のうち25人がり患し、12月24日から25日まで3年生と4年生が学年閉鎖となった。 宮古市では、宮古保育園で全45人の園児のうち17人がり患し、12月24日から26日まで施設閉鎖となった。 また、田老第一中学校では全55人の生徒のうち6人がり患し、12月23日から24日まで2年生が学年閉鎖となった。 久慈市では、小久慈小学校で全160人の児童のうち8人がり患し、12月24日から25日まで3年生が学年閉鎖。 久慈小学校では全501人の児童のうち46人がり患し、12月23日から25日まで2年生1クラスが学級閉鎖となった。 二戸市の福岡高等学校では全300人の生徒のうち9人がり患し、12月20日から24日まで2年生1クラスが学級閉鎖となり、12月23日から24日まで2年生2クラスが学級閉鎖となった。 盛岡市では、津志田小学校で全749人の児童のうち57人がり患し、12月23日から24日まで1年生1クラスが学級閉鎖となった。 県内の今シーズン(2024年9月以降)のインフルエンザによる学校等の休業措置は127件となった。(昨シーズンの同時期は389件) 予防対策として以下が呼びかけられている。 1. マスクの着用 2. 外出後や食事前等のこまめな手洗い 3. 重症化予防のための予防接種 4. 十分な睡眠とバランスの良い食事による免疫力の向上 5. 部屋の換気と適切な湿度管理(50~60%) 6. 流行期における人混みへの外出自粛
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