「自分の顔写真ではない」原因はマスク…マイナカード交付でまさかの取り違え 【愛媛】
原因は「マスク」ということです。 西予市は、市民の写真を取り違えてマイナンバーカードを交付していたと発表しました。 西予市によりますと先月23日、3年前に市内の支所でマイナンバーカードを交付していた市民Aさんから「自分の顔写真ではない」という相談を受けたということです。 市が調べたところ、Aさんのマイナンバーカードには同じ時期にカードを交付していた、Aさんと同世代で同じ性別の市民Bさんの写真が使われていたということです。 一方、BさんのマイナンバーカードにはAさんの写真が使用されていました。 市は2人に謝罪し、マイナンバーカードを回収、再交付したということです。 原因について市は、当時、支所の職員がおよそ10人分の写真撮影と申請書の作成をまとめて行っていて、誤って写真を取り違えたとしています。 またマイナンバーカードを交付する際も、「コロナ禍であったためマスクを着用したまま目視で確認するなど、本人確認が不十分だった」ということです。 西予市は、「市民の皆様に大きな不安を与えてしまい深くお詫び申し上げます。信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。