大阪府警の巡査部長が出張先で部下を殴りケガさせる 就寝時の騒音トラブルか 服を脱がせた上司も 府警が調査
大阪府警の30代の男性巡査部長が出張先の宿泊施設で部下の男性巡査を複数回殴り、軽いケガをさせていたことが19日、わかりました。2人は同じ部屋に泊まっていて、寝ようとした際に巡査が同僚と騒いだため、腹を立てて暴行に及んだとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。 関係者によりますと、府警旭署の30代の巡査部長は11月、大分県で開かれた「全国豊かな海づくり大会」の警備業務で派遣された際、県内の宿泊施設で、同じ部屋に泊まっていた部下の男性巡査を複数回殴り、上半身を打撲させる軽いケガをさせたということです。 殴られた巡査は府警の調査に、巡査部長が寝ようとした際に、自身が同僚らを騒いだため、腹を立てて暴行してきたという趣旨の説明をしているということです。 また、同じく派遣されていた府警東淀川署の男性巡査も宿泊施設で別の上司から服を脱ぐよう指示されたり、蹴られたりしたということで、府警が当時の詳しい状況を調べています。