阪神・桐敷拓馬、大竹から有言実行のご褒美に「びっくりしました」
(セ・リーグ、阪神―ヤクルト、6回戦、28日、甲子園)阪神・桐敷拓馬投手(24)が先輩からのご褒美に目を細めた。 試合前、桐敷のもとを訪れたのは、27日に先発した大竹。お礼の言葉とともに直接「Amazonギフトカード」を手渡された。27日の同戦で、大竹は七回1死満塁のピンチを背負って降板。後を託されたのが桐敷だった。押し出し四球で1点を失ったものの、桐敷は気迫の投球で1点のリードを守り切る。そのままチームも逃げ切り、大竹は今季3勝目を手にした。 ヒーローインタビューで大竹は「本当にあんな苦しい場面で代わってしまって、キリ(桐敷)には申し訳なかった。あす(28日)、僕から何か贈呈したいなと思います。ありがとうございます」と感謝。有言実行のプレゼントに桐敷も「うれしいし、びっくりしましたね。こんなすぐ、本当にくれるとは思わなかったです」と笑顔。12球団屈指の虎投手陣の絆が垣間見える瞬間だった。